世界に誇れる新幹線のシステムと技術

地震に対する備え

新幹線の安全性の高さを知った台湾政府は、高速鉄道のシステムを日本の新幹線に変更した歴史があります。台湾に起きた大地震でインフラは壊滅し、甚大な被害を及ぼしました。ところが日本を見てみると、東日本大震災でも新幹線は非常停止し、事故を起こしていません。地震発生からわずか2秒で停車を判断して安全に運行させたことは、世界から驚きのレベルと称されることになります。

早期地震検知警報システムや新幹線早期地震検知システムと呼ばれる技術ですが、実は各社独自のシステムです。国の地震感知システムとも異なる技術を使っているところが特徴でしょう。いち早く停車させるシステムでもあり、気象庁のシステムよりも早く実用化したのですから、安全性の考え方の高さがうかがえるポイントです。独自開発として驚くほどのレベルだったことを、実際の地震で証明することになりますが、驚くべきことに2秒を0.5秒の判断にしようと改良を進めていることでしょう。

高速で運行される以上、停車までに時間がかかります。安全に停車できる速度にまで落とすだけでも大きな違いが生まれてくるのですから、こうしたシステムを持つ新幹線は、世界でもトップレベルにあることがわかるのです。